2009,01,27(Tue)

早速 本題ですが 最近よく「ほんで BLってなんなん??」という声をお聞きします。よって今回は 釣果欄にも良く書いている BLという フライのメソッドについて書きたいと思います。
ここ通天湖(特に桟橋周辺)は水深が4~8mと非常に深く、12月~3月初の低水温期はその深いボトム周辺を探る釣りがメインとなっております。
フライマンの皆様にとっては、頭を悩ます深いタナ

これを解消するために始まり、今では通天湖の冬の定番となっているのがBLメソッドでございます。(BOTOM LINEの略と解釈しております)
つまり、シンクレートの高いシンキングライン(タイプⅣ以上)でラインを完全に底まで沈めてフライをリトリーブする!という釣りなのでございます。
うんうん 解ってる解ってる でも 根掛りばっかりで全然つれへん。。。 という声が聞こえてきそうです。。。
ソコでキモとなるのが、使用するフライ!!
このように フォーム材を使用した、浮力の強いフライ(ドライフライ・通天湖でも販売中)を強制的にラインで沈めて使用するのであります。
フライパターンは様々ですが、浮力があるという点では、皆さん同じタイプのフライを使用しておられます。
そして このフライを使用して ラインを底まで沈めると フライは水中でこのような状態になります

ちょっと試してみると サクっと釣れました

フライラインから先のリーダー&ティペットの長さやリトリーブスピード、フライの浮力などで底からのタナ(浮き上がり幅)も調整出来てしまうのであります。奥が深いですね~ 工夫の幅がかなり広いのでやる気が出ちゃいます

まだ 未体験の方は 是非一度 挑戦してみてください 楽しいですよ

そして この応用編として 女性やお子様にお奨めしているのがコレ!
フックを外したスプーンをシンカー代わりに使用し 毛ばりをトレーラーします
すると このように 簡易BLメソッド完成でございます コレを スピニングタックルでキャストし底まで沈めて ゆっくり リールのハンドルを回すだけ

釣果実績は十分です

単にBLというだけでは表現が足らないと思い 入り口付近のキモを今回記事にしてみましたが もっともっとお知りになりたい方は 是非 通天湖まで足をお運び頂き ワタシに 「教えろ!」とお伝え下さい がんばって実演込みで説明します

皆様の御来場をお待ちしてります
